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2013年01月22日 (火) | 編集 |
レスパスの高野です。


「左の腕を上げると力が入らなくて、荷物が上に持ち上がらないんだよお。

夕方になると首の痛みと腕周りにしびれがでて気持ちが悪いんだよお。

心臓のせいで背中が変になってるのかなあ。どうにかしてくれよお・・・。」


脊柱管狭窄症の痺れを体操で克服した我が父の言葉。



変な格好でうたた寝をしたり

前かがみの姿勢で作業をすることが多かったり

体操をサボったり


私から見れば色々原因は思い当たるのですが



本人が心臓のことを気にしているので

循環器科の先生に質問をしてくるように指示。


お医者様は開口一番

「運動不足ですね!」


「心臓からくる痛みはそういう痛みとは違うんですよ。

安心して腕や肩の筋肉を付けてくださいっ!どんどん老化しますよっ!」


だったそうです。



早速トリートメントケアと体操を始めました。


円背(えんぱい)=猫背 の改善を目的とした内容です。



立位====

壁だちで基本の姿勢を確認する

壁だちのまま手を上に上げ 胸式呼吸 

頭の上で手を合わせ 左右にゆっくり体幹を曲げる


座位===

頭の上に手を組んだまま 前方に体を曲げていく
~前方に丸まった時には肘をくっつけるように前方へ~

→ 起き上がるときに肘を開く(肩甲骨を背中で寄せるように胸をよく開く)
*補助ができる場合は腕を後ろに引き、背中を少し前方位に押すと良いでしょう*


トリートメント===

肩甲骨と肩関節を緩めるようにケア

鎖骨上下の筋肉を緩め胸鎖関節周辺のケア

胸筋、胸鎖乳突筋や首の筋肉のストレッチ

<渡邊院長監修>



あとは肩甲骨と脊柱の間をめがけて貼るカイロをぺたっ。

開始4日で痺れが激減しています。

腕の可動域に左右差がまだありますし、

本人も腕を挙上するとつっぱった感じがあるとのことですが

改善の見込みありと思っています。


猫背の予防にもなると思いますので、ご参考にされてくださいね。