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2010年12月30日 (木) | 編集 |
三宿整骨院の院長です

今年最後のブログです。



偏頭痛で来院されたA子さん40歳女性のお話の最終回です。


<関節運動学から見た偏頭痛の原因そして治癒への道>


あくまでもブログなので、難しい話はしないようにします。




偏頭痛の正式な表記は片頭痛とも聞きますが、文字のごとく、頭部片側性の痛みで、拍動と共にずきんずきんと痛

みます。

吐き気や嘔吐、音や光に過敏になり、男性よりも女性に多く、激しい痛みに襲われます。



私のところにやってくる偏頭痛の患者さんを診ていると、片側の頭部、顎、頚、肩の筋肉が緊張しているケースが

多く見られます。




どうして片側の筋肉だけが緊張しているのでしょうか?




目を向けてもらいたいポイントは、顎関節と頚椎の歪みです。



顎関節が歪めば頚椎も歪みます。


顎関節が歪む原因は
歯の治療の不適合や抜歯

歯列矯正

歯科矯正の片噛み

鞭打ち・・・

などがありますが、本当に様々な要因で歪みます。




顎関節が歪んだ結果、頚椎が歪み、筋肉がひっぱられて片側だけが緊張した状態になります。

体のバランスが崩れた状態で筋肉が緊張すると、色々な神経や血管が圧迫されます。


頭にいく血液がスムーズに流れず、時々たくさん血液が流れたり、ちょろちょろ流れたりという繰り返しが

痛みとして現れるのです。

血管の通り道が塞がれ、ちょうど水道のホースを踏んだような状態が、偏頭痛を起こすのです。



*偏頭痛の症状や原因には個人差があります。

今回の内容はあくまで関節運動学の見地によるものであり、「筋緊張性偏頭痛」に関してのコメントです。

脳疾患が原因のケースやホルモン系が原因のケースなどもありますので、ご注意下さい。




あなたがもしも上記の様な既往があり、病院で調べても原因が判らない、痛みも取れないということであれば


筋緊張性偏頭痛かもしれません。


顎関節や頚椎の歪みを治してみる価値は十分にありますよ!





皆様、良いお年をお迎え下さい。

治療中の患者様、お大事になさってください。

また新年にお目にかかりたいと思います。(1月4日より通常診療です)

来年も皆様の健やかな毎日をサポートする為に、スタッフ一同尽力してまいりますので、

どうぞよろしくお願いいたします。




            来年も笑顔で元気にわはは

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