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2010年10月01日 (金) | 編集 |
三宿整骨院の院長です。

時間のある時に書いているコラムなので時々しか登場しませんが、どうぞご覧下さい。


今回は呼吸についてです。

人間が生きていくために欠かせないもの。

それは食事・睡眠・呼吸ですね。

この3つのうち、食事と睡眠は日々の生活で必ず意識して行っているでしょう。

しかし、心臓が絶え間なく働くのと同様、無意識の中で行われる呼吸について

考えてみる機会や意識して行っている方は少ないのではないでしょうか。

「息が詰まる」「息を呑む」「息抜き」など、心の状態を表す言葉に”息(呼吸)”と結びついている言葉がたくさんあります。

これは呼吸が心と身体の状態と密接に関わりあっていることのあらわれでもあります。

人間の身体は、新緑に囲まれたり穏やかな潮風の海辺にいると、自然とリラックスしたがるので深呼吸をします。

そんな経験が1度はおありでしょう。

深く呼吸をすることはリラックスできるだけではなく、ストレスにより失った自律神経のバランスを回復する手助けをしてくれます。

体温調節が上手くできなくなった、いつも手足が冷える、眠れないといった不定愁訴は、ほとんどが交感神経と副交感神経の不安定から発生しています。



呼吸なんて・・・とあなどるべからず!

簡単そうで、なかなか難しいものですよ。

赤ちゃんの頃は本能的に出来ていた腹式呼吸も、様々な環境因子の影響を受け、成長とともに忘れてしまうのです。

心の状態や身体の健康を大切にすれば、どこにいっても自然体。

何をしてもイライラせずに、穏やかなあなたでいられるでしょう。

お風呂の時、湯船の中で力を抜き、呼吸とともに浮いたり沈んだり出来ますか?

おなかが膨れてぷ~かぷ~か浮けるか、どうぞ試してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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